システム企画は情報システム部がやっているから関係ないよ。
システム企画は外部の業者に丸投げだけだから関係ないよ。
と、言われる企業が多いと思います。
システム導入後、利用者が思い描いていたシステムは導入されたでしょうか?
ほとんどの場合、利用者の期待していたものとは違ったシステムが導入されていませんか?
何故、このようなことが起こってしまうのでしょうか。
利用者が、システム企画がどのような手順で行われているかを知らないために、本当は利用者が深く関わらなければならない部分に、ほとんど参加しなかったことが原因だといえます。
まず、システム化計画の段階では、どんなことが行われているか知っていますか?
システム化計画の立案に含まれる作業はどれか。
システム化計画の立案には、対象業務の分析という工程が含まれています。
これは、利用者が積極的に参加しないと、正しい分析を行うことができません。
続いて行われる要件定義では、システム化した業務を洗い出し、新しい理想の業務プロセスを実現するために必要な要件を抽出します。
この時も、利用者が積極的に参加することで、正しい要件を抽出することが可能となりますが、システム化に必要な要件として抽出することから、利用者もシステムの基本を知っておくと、話がスムーズに進むことになります。
図のソフトウェアライフサイクルを,運用プロセス,開発プロセス,企画プロセス,保守プロセス,要件定義プロセスに分類したとき,a に当てはまるものはどれか。
最終的には、まとまった要件に基づき、外部の業者にシステム開発や調達の依頼をすることになりますが、その時も、正しい依頼方法を知っていると、業者との話し合いがスムーズに進むことになります。
ソフトウェアやサービスの取引契約内容の不透明さを取り除くために,発注者が提案依頼書に記載すべき項目はどれか。
システム化企画の手順や各工程で作成される書類の概要を知っておくことで、最後の業者まで、利用者の考えを正しく伝えることができるようになり、結果として有効なシステムが導入されるという結果を得ることができるようになります。
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